リニアアンプの修理 ― 2007年05月15日 13:38

友達からもらったHL-200Bと言う東京ハイパワーのリニアアンプ修理をした。 3.5MHzのローパスフィルターを内蔵しようとして出力トランスを壊してしまったという。交換用の出力トランスの材料と共に頂いてしまった。一次側のコイルのセンターの部分の銅箔を剥がして仕舞っていた。トランス毎交換する程の重傷では無いのでそれなりの処置をして終了した。信号を入れて動作の確認をする。電源電圧13.8V、入力信号10WでCW出力200Wを電力計が示した。オシロスコープで波形を見ると予測どうり正弦はとはかけ離れた信号になっている。このままアンテナを繋ぐと全バンド同時送信は間違いない。次に2トーンを入れてみた。2トーンの波形は特に問題はないようだ。入力信号に対して出力の電力がリニアであればSSBに対しては問題ないようだ。でもCWでも正弦波で出力した素のためには不帰還を書ける必要がある。これまでの私の経験だと100W以下に出力はなると思う。この儘でも高調波やスプリアスレベルを-40dB以下になるようにローパス若しくはパンドパスフィルターを入れると実質的な出力は100W位になりそうだ。その内実験してみたいと思う。
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