EHアンテナを作る・・・???2012年05月02日 17:23

EHアンテナを作ってみることにした。取り敢えず3.5MHzと7MHz,29MHzの製作が目標である。
これまで色々なアンテナを作ってみたが小さくなるほど感度が悪くなる。そんなことでEHアンテナも
どうせ同じとこれまで気にとめなかった。此処何年間か自分専用の車が無くなったのでモービル運用はお休み状態だった。一年に一度か二度出かける事があるその時にやはり無線機がないと寂しい。
何とか出かけるときは無線機を積んでいきたい、さてアンテナはと言うことで1/50λから1/100λで1/2λのDPに匹敵するとのこと早速材料集めに資料集めを開始一様形は何となく理解できた。やってだめなら考えるのが私流なのだが材料を吟味しながら資料を色々調べていくと最低でも地上高1/10λは必要とのこと十分な性能は1/4λ以上が理想とかこりゃモービルには使えんな・・・・でも色々材料もそろえたしこれまでと全く違う理論に基づくアンテナだと言うことなのでやはり一度は作ってみないと如何ぞそこで7MHzを先にするか3.5MHzにするか悩んだ末3.5MHzのアンテナが壊れた無いので3.5MHzからと写真のようなアンテナを作りましたHi。1本はシリンダー径48mm、シリンダー長2m
全長が4m50cm程材料は2mm厚のアルミパイプ、大きいとEHアンテナにならないという記述を目にした様な気がしたので1/100λのタイプを1本作ることに昨日大きい4mサイズをくみ上げデップメーターで共振周波数をチェック、しかしHHKのインターフェアもあって見つからない。アンテナアナライザーを繋いでもNHKの第四高調波を受けてメーターが踊りを踊っている始末、どう調整するか思案思案、今日は雨のため短いタイプを室内で組み立てる。デップメーターで周波数チェック、共振周波数が500KHz程高い、計算通りに巻いたのに・・・・4回ほど巻足して3.54MHz付近になる。アンテナアナライザでSWRをチェック、めちゃめちゃでどうにもならない。取り敢えず送信機を繋いで見るがバンド内に共振点が有るように見えない。デップメータでチェックすると500KHz低いではないか。なに?共振周波数は同軸を含めて決まるのか、最初は何時もの様にアンテナそのものを測定し20mの同軸を繋いで送信機に接続、バンド内に取り敢えずなったので製作説明書に有るように電界強度計とSWR
メータを使って調整共振点でSWR1.1迄下がった。ただ一寸した環境変化で可成り特性が変動する。実際の設置となると一人では苦労しそうだ今日は此処まで天気が回復したら設置をしてみようと思う。果たしてEHアンテナになっているのか、見た目だけのEHアンテナもどきなのか、又の楽しみにしよう。




EHアンテナを作ってみる2日目2012年05月03日 15:41


今日も朝から豪雨に近い雨降りのため外の作業は不可能、昨日に続き今日は、7MHzのEHアンテナの製作をした。製作方法は上銘氏の著書を大方参照しているが十分理解しているわけではない。ともかくやって駄目なら考えるである。材料は48mmの塩ビパイプを使用、シリンダーは銅箔を使用する、アルミもあるが端末処理が厄介なので銅箔を使用した。シリンダ長は400mm、1/50λ 、共振周波数はアンテナに15cm程のケーブルを付けて測定すると約7.4MHz、20mのケーブルを付けたら6.7MHzに落ちた。チュウニングコイルを解いて7.2MHzに調整、インダクタンスを増やして7.1MHzにする。同軸ケーブルの接続で周波数が大きく変わるのは私の作り方に問題があるのだろうか・・・・。この感じからすると28MHzではチュウニングコイルが無くなってしまいそうだ。地上高を変えた時の周波数変化がどの位有るのか天気が上がるのが待ち遠しい。こうして作業をしているいる内にEHアンテナとセンターローデングの短縮ダイポールとどう違うのか疑問が出て来た。垂直タイプのEHアンテナはフェージングコイルがあるがチュウニングコイルはシリンダーとシリンダーの間でも良いとのことだ。中央に置くとフェージングコイルは必要ないとある。20年位前に5m程の3.5MHz用のセンターローデングのモービルアンテナを作ったが折りたたみの機構が旨く作れないので使わずに廃棄となった。暇を視て再現してみたい。早々もう一つ分からないことが有った。アンテナのS/Nてなんだー・・・。
QSOより工作好き、工作が終わると試験のためQSOとなる。



EHアンテナの調整2012年05月07日 07:09

金曜日は雨だったので室内で調整をすることにした。給電線は設置に必要な35mに変更。デップメーターで共振周波数を確認すると3.2MHzに下がっている。チュウニングコイルのインダクタンスを調整して3.543MHzに合わせる。この後、電界強度計で確認ほぼ一致する。バンド内に共振周波数が有ることをデップ名ターで確認しておかないと屋外では電界強度計での共振周波数の確認は難しい。設置場所では完璧に不可能である。そこでデップメータでの周波数測定と電界強度計の周波数が一致することを確認しておく必要がある。リアクタンスキャンセル用コンデンサーの容量は1830pFになった。給電コイルを操作してSWRの調整をするが3以下にどうしても下がらない。給電線を蹴飛ばすとSWRが下がった。同時に共振周波数も変化するので共振周波数を調整しながらSWRを調整すると1.1迄下げることが出来た。バンド端でSWR1.6である。こんなに帯域が広くて良い物なのか疑問ではある。この様に給電線の操作で周波数とSWRが変わっては室内での調整では埒があかないので室内での調整は取り敢えず止めにした。夕方はれたので設置場所で調整をしその日は其処までとした。翌日、
なじみの局とコンタクトをする。大凡直線距離15Km程の局からはメリット2の報告、20Km程離れた荒川河川敷の移動局は弱いが了解できるとの報告、受信は少し距離のある河川敷の局がやや良い、沼田の局は双方共確認不可能だった。早速フルサイズのインバーテッドVを一日がかりで設置した。夕方、受信強度を比較した。DPでは新潟県ツバメ市の局は+20dB、宮城県の局は+30dB、EHではS3から5で40dB以上の差が出た。但し、受信機のSメーターは全く構成されていないので絶対値出はない。相対値としても最大で20dB位の誤差が有るかもしれないが経験測からも30dB程は差があるように思えた。
ドアから給電線を出し入れしていたので設置に向けて給電線の出し入れ孔を通して室内は天井を給電線をはわせる様にした。SWR、共振周波数とも変わってしまった。調整のし直しとなった。翌日の日曜日に、前日の局と再度同一時間にコンタクトを取った。荒川河川敷の移動局の報告は、DPもEHも同じで昨日と変わらない。15キロ程離れた局はDPではRS 59、EHはRS54の報告、15キロの距離は電離層反射はと地表波の位相が逆になるらしくコンでションによっては通信出来ないことがある。コンでションが悪いときには垂直アンテナだと59+になる。この日はコンでションは悪く沼田の局はDPでS9である。コンでションが良いときはS+40になる。この日もEHでは通信負荷であった。今の状態では実用には値しない。何か間違っているのか。再検討をする事にして取り敢えずひとまず終了にする。





EHアンテナを作るその32012年05月15日 11:31


3.5MHzはコンデションが悪く日中はノイズしか聞こえてこない。
アンテナを作ってもモニターが出来ない。
そんな分けで3.5MHzは暫くお休みして7MHzのアンテナ作りをすることに。
直径48mm、シリンダー長400mm、1/100λのEHアンテナ?を作る。
共振では無い、位相だと有ったので電界強度計で7.100MHzで電界強度が
最大になるようにインダクタンスを調整し、SWRをXLキャンセルコンデンサーと
チュウニングコイルのタップを調整、調整前は同軸ケーブルに触れるとSWRが
大きく変わったが調整後はケーブルを触っても殆ど影響が見られなくなった。
大凡10メートル高までつり上げて送信、送信出力を10ワットにしたにも関わらず
通過型電力計は2ワット程度しか触れていない。SWRも3を超えている。
高い所では電界強度計は使えない。電力計が最大になるようにインダクタンスを
増やしていく、最大にしても5ワット程度、SWRも相変わらず悪い、
インダクタンスを増やしたのだからキャンセル容量も増やす必要が有るのでは?
キャンセルコンデンサーの容量を電力計が最大になるように調整する。
交互に繰り返して電力計が10ワットになった。SWRを確認すると
概ね1.0になっている。デップメーターで共振周波数を確認すると大凡7MHzだ。
アンテナアナライザーで確認すると7MHzでR50、X=0を示す。
100KHz程低くなっている。SWRは両バンドエッジで大凡1.3少し帯域広すぎる。??
実際にフルサイズの逆Vと聞き比べてみる。
ノイズレベルはあまり代わりがないようである。Sメーターの振れは-10dBから-20dB
低い様だ。実際に通信をしてレポートを貰うとやはり此方の受信レベルと
同程度の違うとレーポートだ。もう少し多方面からレーポートを貰有必要はあるが
使用可能な値ではある。周波数調整にスラグを使うと有ったがこれまでの経験から
コイルが容量を持つと帯域は広くなるが飛びが悪くなる。そんなことからスラグを使わず
ミュウー同調にしたがXの増加まで間がうつか無かった。スラグを使うとXの増加の
問題はないのだろうか、再度スラグを使って作ってみることにする。渦電流損による
インダクタンスの現象なのか、分布容量によるインダクターの共振周波数の低下なのか
興味がある所でもある。
最初にも書いたが共振ではなく位相だというがLで90度遅れCで90度進むのは
共振以外に起こりえないと思うのだが。またアンテナの等価回路のCgだが上シリンダー
のみでしたシリンダーのCgが記されていない。どちらかというと下のシリンダーのCgの
方が地面に近い分大きいのではないだろうか。ちゃんと送受信さえ出来れば何処から電波が
出ようが私はどうでも良い。もう一頑張りしてみよう。

庭の花2012年05月20日 17:30

今年、初めて四十雀の鳴き声を聞くことが出来た。メジロが姿を消した頃四十雀が現れる。メジロのように集団でくることはないが。秋まで数羽が飛び回る。